ペットフードの表記内容の説明。

前回のブログの内容で衝撃を受けられた方も多いと思いますがペットフードの裏側を色々な観点から見て行こうと思います。

 

 

 

 

動物性タンパク質 

大抵、何の肉なのか記載されてないものは

レンダリングで作られた肉骨粉です。これは食べ物ではありません。産業廃棄物です。

人は食べることができません。肉骨粉入りのお菓子なんて販売されたら大変なことになるでしょう・・・。

 

こちらは福岡県内で死亡した牛の処理施設だそうです

BSE検査後ここで出た廃棄物は肉骨粉になります。

 

冷蔵庫?ゴミに冷蔵施設はありません。

コーングルテンミールとは


トウモロコシからでんぷんと胚の大部分を除いた後の植物性たんぱく質。と説明があります

コーンスターチでも問題視されてるそうですが、どちらも作る工程でははじめに亜硫酸に50時間漬け込みます。亜硫酸とは有害ですがワインなどの酸化防止剤として良く書いてある一般的で結構身近な薬品です。

身近だから安全という話ではありません。ワインで少々問題が起きてるのが亜硫酸の残留性です


これはメタ重亜硫酸カリウムという合成亜硫酸を使うためだそうで、


トウモロコシをやわらかくする為と腐らない為に漬け込む亜硫酸のトウモロコシへの残留性はわかりません。


ペットフード業界ではコーングルテンは栄養を含み飼料として一般的とかいてあります。

確かにトウモロコシは昔から牛や豚、ヤギなどの家畜に与えられています。ただし、これらは草食動物ですよね。犬や猫は肉食です。

 


 

 

 

肉粉や魚粉を猫が食べるのは安易に想像できますが

薬品が危険だとか以前の問題に

はたして、コーンミールのみを置いてた場合

これを猫が好んで食べるだろうか?

 

大豆タンパク(脱脂大豆)

 

大豆油を作るときに出た残りです。

安くてたんぱく質が豊富なので肉の変わりに使われます。


 

コーンミールと同じですが

 

猫が好んで食べるのでしょうか?

ビートパルプ(甜菜の搾りカス)

甜菜(てんさい)とは砂糖の原料となる植物ですがどうやら大便の水分を吸収する働きがあり、軽い便秘状態をつくりコロコロウンチにする為に入れられるそうです。


大便の水分を吸収する要因は硫酸系の薬品や甜菜の性質等、諸説言われてるようですが確定できる情報が見つかりませんでした。


コロコロウンチはアンモニア臭が少なく、掃除しやすいという特徴がありますが、アンモニアを体内に吸収させているため匂いが少なくなります。人間の都合で掃除のしやすさを取るか猫の健康を取るかは飼主さんが決めることです。

 

 

よく考えてみてください。

不自然なウンコをしていませんか?

コロコロして臭わないウンコというのは

飼主さんとしては理想かも知れませんが

ペットに苦痛を与えていませんか?

 

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
ガソリンの酸化防止剤として合成され、1954年に食品添加物に指定されました。しかし、発がん性があることが確認され、現在は油脂の製造に用いる以外、(人間の)食品への添加が禁止されています。

BHT(ブチルヒドロキシトルエン)
      石油製品の酸化防止剤として作られ、1954年にアメリカで食品添加物として許可されました。発がん性が問題視され、(人間の)食品への添加は一部の食品にのみ許可されていますが、その使用量は制限されています。

BHA・BHTともに、発がん性の疑いがあり、実験動物において肝臓と腎臓の障害、成長阻害、問題行動、代謝異常、コレステロールの増加、アレルギー反応、脳欠損などとの関連も指摘されています。

エトシキシン
      ゴムの安定剤・防腐剤として開発されたダイオキシン系の科学合成物質で、その後殺虫剤、除草剤に使用されるようになりました。ベトナム戦争で使用された枯葉剤にも含まれています。日本では人間用の食品への添加が禁止され、農薬としても使用を禁止されていますが、ペットフードに関する規制はありません。
免疫性疾患、腎臓、肝臓、膵臓、甲状腺などの機能低下、胎児毒性、発がん性との関連も指摘されています。脂肪の酸化を防止、ビタミン、ミネラルの安定を強めるために使用されます

 

 

 

動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い。

 

これらはどちらもペットフードのパッケージにはタンパク質と表記されますが

それぞれのタンパク質が分解されてアミノ酸になったときの性質が変わってきます。

動物性タンパク質にはほとんどのアミノ酸が含まれて居ますが、植物性タンパク質には足りないものが多いのです。

 

また、人間の場合、動物性タンパク質は9099%が利用できるのに対して植物性タンパク質は70~90%しか利用出来ないそうです。

人間よりも腸の短い肉食獣に分解しにくい植物性タンパク質は適していません。

分解されなかったタンパク質は体内で異物と認識されてしまい。アレルギーの原因にもなっています。

人間でも肉アレルギーの人は少ないですが、穀物アレルギーの人が多いのもこのせいだそうです。

アレルギー性の皮膚トラブルや下痢になる前に食事を見直してみてはいかがでしょうか??

 

 

偉そうに色々と書いてみましたが、私自身も最近(半年ほど前)になって食事の重要性を実感しています。

 

お店では最近オリジンと言うフードを使い始めました。


 

人用の食材を使っている数少ないメーカーです。

 

ドライフードの中では自信を持ってお薦めできます。

 

低温加熱等の工夫で酵素を出来るだけ壊さないように作っているそうです。

 

ただ、私は完全栄養食などこの世に存在しない(総合栄養食の無意味さ)と考えています。

これと水だけで大丈夫だよ!という人間の総合栄養食なんて存在しないのにペットには存在するのは変ですよね?

そもそも栄養の基準を考えたAAFCOは使われる素材には口出ししませんし。革製品や廃油を使ってもこの基準は満たされます。

 

総合栄養食じゃないと育たないとか病気になるとか思わないで下さい。粗悪な総合栄養食で栄養失調になる子が沢山居ます。

総合栄養食なんて基準があるから惑わされます。ほとんどのドライフードは総合栄養食なのです。

 

なので総合栄養食という表示だけでなく本当に良質のドライフードをベースに新鮮なお肉をあげる事もお薦めします♪。

 

 

 

こう考えるとあなたの与えているペットフードの価格は安心できるものが使われていると言えますか?

 

 

命を飼うというのは安くは無い。動物のくせに贅沢だ!ペットには残飯で十分だと言われる方は動物を飼わなくても良いのでは無いでしょうか?

 

 

厳しい表現になってしまいましたが、過保護になれと言う意味ではなく沢山の愛情を注いであげてください。


※注意※

当店はお客様第一のサービス業ではありません。

ニャンズ達が一番のお店です。

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